2024/05/13 (MON)プレスリリース

金沢大学、立教大学、北陸銀行、NTTデータが金沢市で地域活性化支援の特別講義を実施
~新規ビジネス創発手法DCAPを活用し、能登半島地震の復興支援等検討~

キーワード:その他

OBJECTIVE.

国立大学法人 金沢大学(石川県金沢市角間町、学長:和田 隆志、以下:金沢大学)、学校法人立教学院 立教大学(東京都豊島区、総長:西原 廉太、以下:立教大学)、株式会社北陸銀行(本店:富山県富山市、代表取締役頭取:中澤 宏、以下:北陸銀行)、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木 裕、以下:NTTデータ)の4者は共同で、DX人財の育成を通じて地域活性化を支援する夏期特別講義を、2024年8月20日から金沢市において開始します。

本講義は、新規ビジネスの立ち上げや能登半島地震からの「創造的復興」につながるビジネス開発を行いたい企業や社会人、学生等を対象としています。
検討にあたっては、立教大学とNTTデータによる「DCAP(Digital Corporate Accelerate Program)(注1)」の共同研究成果を活用した新規ビジネス創発手法を用います。また、北陸銀行とNTTデータは、参加者が本講義を通じて検討したビジネスアイデアを実際に事業化するためのフィールドの提供などの支援を行います。

背景

本取り組みは2023年度から金沢大学、立教大学、北陸銀行、NTTデータの4社共同で開始し、今回で2回目となります。昨年度の特別講義においては、観光をテーマにグループでビジネスアイデア創発を行い、3つのビジネスモデルを作りました。成果発表時の講評者として参加された観光業界の方からは、「短期間でユニークなアイデアがまとまった」という評価を得ています。講義の参加者からは、「新規事業の立ち上げをする際のビジネスプランの立て方を学ぶことができた」「新規事業立案の大まかな流れについて理解できた」「ぜひ、同僚や友人などに紹介したい」という声も聞かれました。こうした状況を踏まえ、本取り組みを継続することで地域におけるDX人材の輩出及び地域DXの支援に資すると考え、今年度も開催を決定しました。

今年度のテーマ

今年度のテーマは2024年1月1日に発生した能登半島地震からの創造的復興を掲げています。金沢大学の学生や石川県出身の学生たち